さて、今年も買いました七星。
山形県 冨士酒造株式会社さんの栄光冨士 純米大吟醸 七星です。
http://www.e-sakenom.com/
では開封・・・あああ
瓶が黒くなってます。
前三年は綺麗な瑠璃色だった瓶が黒にっ。
デザイン的な意図で変更したんでしょうか?
個人的には青が気に入っていたんですけどね。
気を取り直して開封。
うんうん、いつもの華やかな吟醸香がただよいます。
では戴きます。
うん、七星だ。
口いっぱいに広がる甘酸っぱさ。
鼻から抜ける香りも甘く心地よいです。
後口に特徴を残すように微かな麹の香りがあります。
で、しつこくなく消えるのも早いです。
どちらかというとパンチ力の強い栄光冨士シリーズですが
この七星は夏酒らしくハードパンチャーではなく、足技巧みな技巧派
といった所でしょうか。
やはりこのお酒を飲むと『夏』という感じがしますね。
初日のおつまみはマグロの刺身。
結果は見えてますね。あわなーい。
甘いお酒ですからね。
寿司物だったのでガリがありました。
・・・甘酸っぱいガリとこのお酒はなかなか悪くない。
ジンジャーエールがある位なので生姜と甘味は相性が良いんでしょうね。
二日目。
甘く香るお酒である事は変わらず。
心なしか初日よりも甘さが強くなった気がします。
酸味が増える生酒は多いんですけどね。
個人的にあまり得意でない苦味も出ず良い感じです。
今年の七星は当たりだったかな~瓶の色を除いて。
二日目のおつまみはたこ焼き。
実際に焼いたものではなくレトルトです。
これも甘いお酒には合わないかと思いきや悪くない。
というか結構良い感じ。
ソースが甘めだからでしょうか?
たこ焼きと日本酒というのは意外でも良い組み合わせかもしれません。
2018年も美味しい一本でした。
さておまけです。
アルコールじゃないんですけどね。
獺祭の米粉から生まれたライスミルクだそうですよ。
では戴きます。
ん。米。どこまでも米汁。
で、凄く甘いです。
ふと後ろを見ると販売元こそ獺祭の旭酒造さんですが製造元は違うんですね。
更に言うと獺祭に使用している米の粉なので山田錦以上も以下もありません。
まぁ良い米なんでしょうけどね。
なので獺祭的な何かを期待すると肩透かしをくらいます。
麹も米粕も使用していないから当たり前なんですけどね。
ま、物は試しという事で。
次は要らないです。